しょせんスポーツも弱肉強食なのか？〜川崎宗則にみる適者生存の論理〜
最近、映画化された事でるろうに剣心がちまたでブームである。るろうに剣心は僕が小学校の頃よくみていて懐かしさを感じる。るろうに剣心の作中での志々雄真実の有名な台詞。「しょせんこの世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ。」資本主義を一言で体現したような台詞だよね。もちろんスポーツの世界だってそうだ。結果を出せないものは淘汰され、結果を出し続けるものは大金と名声を手に入れる。だが、スポーツは「強いものが...
View Article「高校野球は教育の一環」とはどういう意味か？
ダルビッシュのツイッターより。 RT @faridyu: 意味のわからない高校野球らしさを高校野球やったことないような人達が勝手に求め出すからおかしくなるんでしょうに。“@hugakojiro: ダルビッシュ @faridyu はスローボールは難しい、とその難易をもって是非とすりかえてるようだが、違うだろ。カット打法でファウルで粘るのもそう #...
View Article勝利数は先発にとってもはや意味の無い数字なのか？〜黒田博樹〜
さっそくですがクイズです。以下の4人はMLBの現役スターターの通算成績。一人はタイトルにでてくる黒田である。この数値だけで誰か当てることができる人は相当なメジャー通だ。左からMLBでのキャリア年数、イニング数、防御率、WHIPを表示している。答えはこのブログの途中で発表したい。①7年 1287イニング防御率3.46 WHIP 1.18 ②7年 1206 イニング防御率3.61 WHIP 1.21...
View Articleイップスとは何か
忘れもしない中学2年生の夏だった。 3年生が引退し新チームになって初めての練習。当時、主にショートを守っていた私はチーム事情でコンバートされてセカンドの守備位置についた。バッターが打った打球は平凡なセカンドゴロ。私は難なくその打球をキャッチした。…その次の瞬間からが悪夢の始まりだった。...
View Article伝説は色褪せない〜WBC2006〜
当時私は大学生だった。その青年が今や30手前の大人になっているのだから時の移ろいは早いものである。あれから8年経った。だが2006年春の出来事は忘れることは無い。当時の日本代表メンバーは本当に強かった。それは当時試合に出ていた多くのメンバーがその後メジャーで活躍し、決勝のキューバ戦のスターティングメンバー10人は誰一人現役を引退していない。そして、ハイライトの一つになったのが2次ラウンドでのアメリカ...
View Article古今東西フォームがかっこいい投手
今回の記事は割とミーハーな感じです。ここんとこテーマとして重いのが続いたので今回はポップなかんじでいきたいなと。ローテーションの谷間のような記事なのでお気軽に楽しんでよんでもらえると幸いです。さて、フォームが特徴的な投手と言うと誰が思いつきますか？...
View Article29年ぶりの10月の熱狂～カンザスシティ・ロイヤルズ～
1９８５年以来のプレーオフ進出。 1９８５年といえば私が産まれた年である。最後にプレーオフに進出してから29年。野球ファンのみなさんは考えてもみてほしい。自分の所属チームが29年もプレーオフに出れない状況を。俺らの野球はいつも９月で終戦。...
View Article外国人選手が一番活躍した球団はどこか？
ユニエスキ・グリエル帰国。この男は短い期間ながらもそのポテンシャルを我々に見せつけた。日本人離れしたサードからの送球。少しこすっただけでもスタンドに運ぶパワー。...
View Article「前田健太はメジャーで通用するか」という記事を書こうとしたら別の興味深い事実に気づいた。
ダルビッシュ有がＭＬＢに渡った時はワクワクした。日本最高のピッチャーがどれくらい活躍するんだろうか。メジャーリーガーもダルビッシュ見たらびっくりするだろうな。ダルビッシュへの期待値が高すぎるから当ブログではダルビッシュにやや辛口である。田中が海を渡った時も同様にワクワクした。田中ならコントロールで自滅することはないだろう。スプリットは武器になるだろうし、スライダーも一級品だからそう攻略はされないだろ...
View Article進化し続ける田口壮氏の解説
「カンザスに過ぎたるものが二つありケインの守備にリリーフトリオ」「BSに過ぎたるものが二つあり深津の美貌に田口の解説」昨年のワールドシリーズの試合前。セントルイスでカージナルスのトニー・ラルーサ元監督と田口壮氏が再開した時のことだ。ラルーサが「壮、君はなぜあんなに素晴らしい選手だったんだい？」と本当に嬉しそうに聞いていた。それに対し「素晴らしい監督がいたからだよ。完璧な答えでしょ？」と返す田口氏。そ...
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